インフレリスクとは?資産運用において知ったかぶりは危険。

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いきなりですが、インフレリスクとはどういうもので、そのリスクに備えるにはどうすべきか、わかりやすく説明できるでしょうか。

質問を投げかけておいてなんですが、私はまだ勉強不足?教養不足?なので、十分に理解ができていないです。
できる方がいらっしゃったら是非教えを乞いたいくらい。

ただ、素人が素人なりに調べて考えたことをまとめてみたいと思います。

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投資におけるインフレリスク

インフレってそもそも何?

エコノミストでもプロの投資家でもないので、詳しい解説はできませんが、簡単なイメージだけ最初に確認しておきます。

(例)

今はセブンカフェでコーヒーが100円で買えます。
インフレとは、このコーヒーが150円になる(物価が上がる)ことです。

価格とは様々な要素を反映して決まるものなので、単純に値上がりが全てインフレというわけではありませんが、お金の(単位あたりの)価値が下がることを指します。

同じ商品・サービスを得ようとしたとき、より多くのお金を必要とする状態がインフレです。

ちなみに、インフレーションの略で、対義語はデフレーション、通称デフレ。

物価がどうの…とか、円安・円高がどうの…とかはイメージをつかむまでが苦労しますよね。

ジンバブエの例が有名

極端な例を出すべきか悩みますが、インフレといわれてよく引き合いに出されるのがジンバブエの通貨、ジンバブエ・ドルです。

100兆ジンバブエドルとか、国庫残高が約20千円とか、あまりにも異常な数値なので聞いたことがある方も多いはずです。

100円のコーヒーが150円になるどころか100,000,000円になるといった信じられないようなことが起こっていました。
現地で体験したわけではありませんが。

一般的にはゆるやかなインフレが良いとされていて、デフレ脱却を目指す今の安倍政権・日銀は2%程度のインフレ率を目標にしています。

投資を始めようとするとき

ちょっと脱線していましたね。
普段生活する上では、インフレなんてニュースでちらっと聞く程度かもしれません。実生活に影響があるかどうかは別として。

ただ、投資を始めようとすると何かしらの情報収集はするはずですが、やたらインフレリスクについて触れられている気がします。

投資をするにあたって考えるべきリスクはいくつかあるはずなのに。

あくまでも気がするだけで、実際にはどうかわかりませんが。

一番よく言われることが、「現預金はインフレに弱い(インフレリスクがある)ので、すぐにでも投資を始めましょう!」といった感じ。

インフレと言う言葉を何となく理解しているくらいで、深く考えないと、「そうかただただ貯金するだけでもリスクがあるのか。」と妙に納得させられてしまうのではないでしょうか。

投資をしていない人たちのお金がどこにあるかと言えば、タンスか銀行ですよ。

要は誰にでも当てはまるド定番の謳い文句だと思うのです。

いやいや、確かにインフレリスクがあることは分かるが、過大評価されていないか?っていう感覚です。

ゴリゴリの押し売りが嫌いな性格も手伝って、身構えちゃうんですよね。

素人が思う疑問

そんなインフレリスクに対する素人の疑問はこう。

  • いかにももっともらしい言葉は要注意。
    投資に興味がある人ならまだしも、興味のなかった人ですらを不必要に煽るための、いわば投資への誘導文句ではないのか。

あんまり深く考えずに資産運用を始めている人も多いんじゃないかな…。

続いて、よく言われるインフレ対策とそれに対する考察(?)へと進めていきます。

預金もリスクあり!ってよく聞きませんか?

ここからしばらくは私がよく耳にする意見です。

今まではね、特別だったんだよ。

今までは長年のデフレの影響で現預金での備えでもあまり問題になってこなかった。

しかし、アベノミクスにより2%の物価上昇(インフレ)を目標としている今、これまでのように現預金だけでは資産が毎年目減りしてしまい、インフレに備えた対策を打たなければ、老後が心許ない状況になってしまうだろう。

さらにはね、(君らには説明してもわからないだろうけど)年金制度が「マクロ経済スライド」を取り入れたことによって、もらえる年金もインフレ率を下回るようになるんだよ。

そうだ、投資をしよう。

現預金だけではインフレに伴って資産が目減りしてしまう。
それでは、投資をしてインフレ率を上回る資産運用をすることで、将来に備えよう!

何に投資したら良いかわからないって?

それじゃあね、1つに全てを投資するのはさすがに危険だから、株や不動産、コモディティ、外貨にまんべんなく投資しよう!

無難に運用するなら個人向け国債10年・変動とかもいいんじゃないかな?

いつから始めたらいいかって?

今すぐだよ、今すぐ。

これで、インフレリスク対策はばっちりだからね!

(為替リスクも、価格変動リスクも、流動性リスクも、信用リスクも、他にもリスクっていっぱいあるけど、なんたって投資は自己責任だからあとは頑張ってね!)

ここまで!私じゃない人のお話終わり。

なんか危ないキーワードもあった気がするけど、気にしない気にしない。

深まる疑問。インフレリスクってそんなに大事なの?

それぞれの資産クラスについて

ここからは本当の私の意見。とはいえ素人の意見。

  1. 積極的に勧められる株・不動産・コモディティ・外貨
  2. 最も危ないとされる預金
  3. 無難な選択肢とされる国債、特に変動10年

以上の3つに大きく分けてみました。

1.株・不動産・コモディティ・外貨

もしかしたら、もしかしたら、インフレ対策にもなるかもしれない。

ただ、それ以上に先ほど少し出てきましたが、投資にはインフレリスク以上に様々なリスクがつきものです。
インフレになったからといって、必ずこれらの投資先から利益が出るとは限らない。

リターンを得ようとするのだから、リスクも伴うという当然といえば当然のことですが、素人にとって不思議とこの瞬間は、リスクが減って、その分リターンが増えるみたいな錯覚を覚えやすいと思います。

インフレリスクに備えるためにこれらの投資を始める、というのは入り口として少し違うんじゃないかな、と思います。

もっと投資への興味とか将来の心配などからくる目的があって、その上で考えるべきリスクの1つにインフレリスクが存在する…と私はとらえているのですが。

2.預金

預金はインフレに弱いという意見に対して気になっているのが、

そもそも、インフレが起こると金利が上がるという、どこぞでならった経済学の基礎知識はいつ間にか覆されたのだろうか、ということ。

「昔は銀行の定期預金に預けておくだけでも良かった。」
そんな言い回しをよく聞きますが、これって高度経済成長期にインフレが起こって、それに伴って金利も高かったということですよね。

今後、インフレが進むのであれば、再び金利も上がり、預金の利息も昔のように付くことになるのではないでしょうか。
自然な考え方として。

そうすれば、わざわざリスク資産に投資せずとも、インフレリスクには自ずと対応していけるのではないでしょうか。

ここが一番の疑問どころ。

3.個人向け国債10年・変動

リスクを取りたくない人向けの資産運用方法として、勧められるのがこれ。

こちらも、投資を分散させる際には必ずといっていいほど組み込まれる資産クラスですが、インフレに強いという点においてはどの程度保証されているのでしょうか。

“変動”金利というのがミソだとは思うのですが、この変動金利の計算方法を財務省のホームページから見ると、

基準金利×0.66

となっています。

なお、基準金利とは10年・固定国債の利回りによって計算されるよう。

果たしてこの金利の算定方法で、インフレリスクにどこまで対応できるのか、はたまた、預金に対してどこまで優位性があるのか。

あえて、預金ではなく、国債で持つというメリットがどこまであるのだろうか、ということですね。

さて、結論が見えてきませんね。

結局、リスクを減らすには兎にも角にもリスク分散が重要となるわけですが、そもそも新たなリスクを受け入れながらインフレ対策をする必要がどの程度あるのでしょうか。

もちろん、普通預金・定期預金で万事OK、と思っている、金融リテラシーの低い多くの日本人にとって、”インフレリスク”というのは有効な切り口です。

普通に生活するだけではもしかして気づかないリスクだったかもしれない。

ただ、そのリスクをわきまえた上で、投資という選択肢を選ぶかどうかは本人次第というか、その人がその時にもっと大事なことに直面しているのであれば、そちらに力を注力すべきかと思います。

日本には多額の債務があるとはいえ、幸いジンバブエのようなでたらめな金融政策が行われる可能性は極めて低いと考えて良いと思います。

そんな中、繰り返しになりますが、インフレリスクという1つのリスクに対してどこまでアクションを起こす必要性があるでしょうかね。

銀行預金でもある程度インフレについていける可能性だってあるのに。

余談。

日本はインフレを導かざるを得ない!?

日本という国は多額の債務、いわゆる借金を抱えています。

「借金 カウンター」とかで検索すると、えげつない額であるということを認識するにはもってこいのページにたどり着けます(汗)

「今や世界を騒がせているギリシャのデフォルト問題もあって、日本も大丈夫なのだろうか?」

「いやいや、日本は債務のほとんどを日本人が持っているから状況が全く違うんだよ。」

そんなやりとりを何度も目にしたことがあるはずですが、それではどうすれば解決するのかという点に関しては解説者によって異なるというか、うやむやにされるケースが多いと思います。

そして、1つの解決方法としてあげられるのが、”インフレ”です。

インフレが進むと実質的に債務額が減少することになるので、財政再建が可能になるという説ですね。

これをどこまで信じるかは人それぞれですが。
ま、余談なのでこの程度で。

実は私もインフレを望んでいます?

私は奨学金という負債を個人で抱えているので、インフレが起これば日本の債務同様、返済が楽になります。
返済額自体が変わるわけではないので、実感として伴うことはないと思いますが。

また、まだ若いと呼べるゾーンにいると思いますが、その分人的資本を有しているといえ、インフレのメリットを享受できる可能性が高いです。

ただし。

インフレに伴って賃金の上昇がなければ、ただ苦しいだけになるので、状況次第なんですけどね。
実質賃金というやつです。経済学って難しい。

終わりに

何にせよ今は情報が溢れかえっています。

ダイエット法を思い浮かべて頂けたらわかりやすいと思いますが、無限といってもいいほど、たくさんの方法が提唱されていると思います。

○○法なんて名前までついちゃったりしてね。

それでもってその全てを実行できるかというと、そもそもダイエット法同士で反対のことが言われていたりします。

何が正しいかということを判断するのももちろんですし、自分にとってどこまで考えるべきことなのかを判断するのも重要ということなんでしょうね。

ま、私は資産運用をしたい人なので、もっとこのことについては勉強しないといけいないんですがね(汗)
マイペースにやっていきます。

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『インフレリスクとは?資産運用において知ったかぶりは危険。』へのコメント

  1. 名前:O.A 投稿日:2015/07/05(日) 22:10:33 ID:544ae97ea 返信

    目に見えないところで、じわじわインフレは進んでいます。
    スーパーの加工食品、いつのまにやら内容量が減っています。
    実質値上げですね。

    お菓子の袋も、気付けば小さくなっている気が・・・?

    • 名前:リオン 投稿日:2015/07/06(月) 19:15:43 ID:ae506219b 返信

      O.Aさんこんばんは~。

      インフレって消費税増税みたいに目に見えにくい分、余計に世間に浸透しにくい感覚ですよね。

      お菓子の袋といえば、ポテトチップスを思い浮かべちゃいます。
      ちょっとずつ減って、昔から言えば3割くらい減ってるかも?

      コメントありがとうございます!

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