スーツでの節税はほぼ不可能だが、おかげで再確認できたこと

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みなさ~んしっかり働いていますか~?

そんな方々は、

”スーツが経費になって節税になる。”

こんな噂聞いたことありませんか?

(給与収入のない方はそもそも無関係な内容です。)

全くのデマではないが、かなりレアケース。

これが、

サラリーマンのスーツが必要経費になって、所得税・住民税の節税になるという噂の実態です。

いや~、いきなりがっかりさせてしまいましたでしょうか。

割と勘違いが起きやすい、ページビューの稼げそう、なテーマなのでこんなブログに辿り着くかたはすでに他ブログでその真実をご存じでしょうが、ある程度順を追って振り返ってみます。

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スーツで節税できたらなぁ

怪しいと疑えた人は年末調整がわかってる人

それは私も思いますよ。節税したいですもん。

でも普通に考えたら本当?と疑えないとダメですよ。

なぜかといえば、サラリーマンであれば給与所得控除というものがあるからです。

すでにスーツとか、その他働くにあたって一般的にこれぐらいは必要だろうという額については所得税を計算する前に控除してあるのです。

その額が適正であるかどうかとか、そんなの結局建前だとか、そういう議論はここではしませんが、そもそも、逆にスーツの購入費用をごくごく誰でも節税に使える制度ができた場合を想像してみて下さい。

いろいろ問題点がでてきますよね。

スーツは良くても、作業服はダメなの?
スーツと礼服の線引きは?
スーツの他に何が経費になる?
ちゃんとレシートの管理ができない人は節税できないの?
…などなどなど。

いろんな働き方、いろんな支出がある中で、公平性のある税制なんて不可能に近いですよ。

だから結局、給与所得控除というものが一番公平で、簡素で、確実なんです。

火のない所に煙は立たぬ

とはいえ、なぜ最近になってこんな噂が広がりだしたのでしょうか。

噂のもとは平成25年の税制改正にあったようです。

それ以前は先ほども書いたように給与所得控除があるので、可能性は相当低い状態でした。
それでも可能性ゼロではありませんでした。

しかし、先の税制改正にて、その可能性がゼロに近かった制度にわずかながら希望の光が差し込んだのです。

その制度の名は特定支出控除。

そして、その希望の光とは、経費範囲の拡大、即ち、書籍代・被服費・接待交際費が新たに認められるようになりました。

ちなみに、以前から認められていたものは、交通費・転勤費用・研修費用・資格取得費用・単身赴任等の旅費です。

これらの経費と認められる額が一定額以上あれば、その分だけ控除ができます。

ただ、その一定額がまた高く、どんなに年収の低い人でも約300千円以上、私の場合は約500千円以上となっています。

希望の光というには大げさすぎました。

しかし、この税制改正によりどうもこれで節税できた人は増えたようです。

ただ、私が思うに、節税ができた理由はすでに最初からあった転勤費用とか資格取得費とかがメインのはず。
その中にスーツ代があったとしても、おまけ程度だと思います。

いろんな細かい規程がありますので、詳細は割愛しますが、常識的に考えて、後から追加された項目を主要因にして一定額を超えることはそれこそ、ほぼ可能性ゼロ。

それでも適用者が増えたのは、税制改正によって、そして、”釣り”目的のブログによって、その”釣り目的のブログ”への注意喚起ブログによって、より多くの人に認知されたからではないかと…。

だいたいこの税制は、毎年起こることを想定しているのではなく、たまたま単年度だけ特別な事情で支出が増えたときに考慮してあげるよ、というもののはずです。
(ちゃんと調べてないので、内容を見る限りの推測ですが。)

ただ、私にだってこの税制が適用できる可能性はあります。

そんなときに思い出して使えるように頭の片隅には置いておきたいものです。

給与所得控除の恩恵

給与収入について全額課税されると堪ったもんじゃありませんし、今の所得税が少ないなんて思っていませんが、個人レベルでは何もしなくてもきちんと控除があること、それも結構な額の控除があることはきちんと考えられているんだなと改めて認識することができました。

知ったところで何かがお得になるわけではありませんが、知らず知らずのうちに税金が高いとばかり思い込んで納めるよりは、給与収入に対してこれだけ控除があって、税額が決まっているんだなとわかっていたほうが、少なくとも私の性には合っていますね。

給与所得控除の計算式は国税庁のホームページを見ればわかりますが、

例えば、私の年収を2,900千円とすると、給与所得控除額は1,050千円です。

12で割って1か月あたりで考えると、87,500円です。
私でいえば、むしろ生活費もまるまる収まっていることもあるくらいの金額です。

当然といえば当然ですが、ありがたや~です。

そんなのちゃんと計算されてさえいればどうでもいいよ、という人も大勢いるでしょうが。
ただ、給与計算や年末調整って意外と間違っていることありますから、1度くらいは自分でも計算してみることをおすすめしますよ。

年末が近づいてきたら年末調整に関するブログも書いてみるかな。
今は忘れかけた記憶を呼び起こすのと、給与関係の資料を準備するのが面倒なだけともいえるけど。

以上、まだまだ投資も税金についても知らないことはたくさんあるようです。

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